Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アプリに個人情報が表示、システム不具合で - 愛知県内CATV局

知多メディアスネットワークは、同社のPC利用者向けに提供しているウェブアプリ「メディアスアプリ」において、無関係であるグループ会社の顧客情報が表示される不具合があったことを明らかにした。

同社によれば、5月1日に利用明細を印刷した際、別人の情報が記載されていると顧客から連絡があり、調査を行ったところ、共通システムを利用するグループ会社の顧客情報が表示されたことが判明した。

流出が確認されたのは、グループ会社2社の顧客それぞれ1人に関する個人情報。氏名や住所、利用サービス、引き落とし口座番号の一部が含まれる。

また7人においても流出の可能性があったが、他顧客情報の閲覧や印刷などが行われていなかったことを確認したという。

同社は、4月19日にシステム構成を変更したところ不具合が生じたと原因を説明。同月24日に従来の構成に戻した。グループ会社や対象となった顧客へ連絡。印刷した利用明細を回収している。

(Security NEXT - 2024/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を