Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セガ子会社のメールアカウントの侵害、 あらたに3件判明

玩具の製造販売を手がけるセガフェイブは、同社の従業員が利用するメールアカウントが不正アクセスを受けた問題で、ほかにも複数アカウントが侵害されていたことを明らかにした。約1万件の個人情報が含まれるという。

同社のToysカンパニーにおいて従業員が利用する「Microsoft 365」のアカウントが不正アクセスを受けたもの。4月24日に事態を公表し、保有する全アカウントについて調査を進めていた。

当初侵害が判明したアカウントにおいて、同社の取引先情報や従業員情報約2200件、関連会社であるフェニックスリゾートの顧客情報、取引先情報、従業員情報など約2540件が流出した可能性があるとしていたが、その後の調査で、さらに3件のメールアカウントを侵害されていたことが判明した。

このうち2件のアカウントについては個人情報が保存されており、外部に流出した可能性がある。

具体的には、2017年5月2日から2019年4月23日にかけて、ジャムおじさんのパン工場横浜店でパン教室に応募した1万100人の氏名、電話番号、メールアドレスなどが含まれる。

(Security NEXT - 2024/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託先がランサム被害、ECサイト利用者に影響 - アテックスHD
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
PTA理事宛の一斉メールで誤送信 - 埼玉県立高
職員が個人情報窃取 退職後も委託先から - 堺市文化振興財団
一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響