ネットワーク監視ツール「Flowmon」に深刻な脆弱性
Progress Software(旧Kemp Technologies)のネットワーク監視ツール「Flowmon」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
同製品にOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-2389」が明らかとなった。細工したAPIコマンドにより、同製品のウェブインタフェースを通じて認証なしに任意のコマンドを実行することが可能となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは最高値となる「10.0」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
同社がセキュリティアドバイザリを公開した現地時間4月2日の時点で、同脆弱性の悪用に関する報告は受けていないという。
同社では脆弱性を修正した「Flowmon 12.3.5」「同11.1.14」を提供しており、アップデートするよう利用者に呼びかけた。なお、「同10.x」以前のバージョンについては同脆弱性の影響を受けないとしている。
(Security NEXT - 2024/04/04 )
ツイート
PR
関連記事
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートがリリース
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
米政府、バックアップソフトやIPカメラの脆弱性悪用に注意喚起
Veeam製バックアップソフトに深刻なRCE脆弱性が判明
「Chrome」に「クリティカル」脆弱性 - アップデートで修正
持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
勤務時間に60時間以上に私的ネット閲覧、副校長処分 - 横浜市
KDDIのホームゲートウェイ「HGW-BL1500HM」に複数脆弱性