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「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正

GitLabは現地時間3月27日、Gitリポジトリ管理ツールのセキュリティアップデート「GitLab 16.10.1」「同16.9.3」「同16.8.5」をリリースした。できるだけ早急に最新版へ更新するよう呼びかけている。

「GitLab Enterprise Edition(EE)」「同Community Edition(CE)」向けにアップデートをリリースし、脆弱性2件を修正したもの。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

脆弱性「CVE-2023-6371」は、Wikiページにおける格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性。悪用されると任意のアクションを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.7」で、重要度を2番目に高い「高(High)」とレーティングしている。

また細工した絵文字を用いてサービス拒否を引き起こすことが可能となる「CVE-2024-2818」が判明した。CVSS基本値は「4.3」、重要度を「中(Medium)」としている。

このほか、「PostgreSQL」のアップデートやバグの修正などを実施した。同社は、重要なセキュリティ修正が含まれているとし、できるだけ早急に最新版へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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