「iOS」や「iPadOS」にゼロデイ脆弱性 - アップデートで修正
Appleは、現地時間3月5日に「iOS」および「iPadOS」のセキュリティアップデートをリリースした。すでに悪用の報告がある脆弱性にも対処している。
「同17.4」では4件の脆弱性を修正した。カーネルに関する脆弱性「CVE-2024-23225」、「RTKit」に判明した「CVE-2024-23296」の2件についてはすでに悪用が確認されているという。
いずれもカーネルにおいて読み取りや書き込み権限を持つ場合に悪用が可能としており、メモリ保護をバイパスされるおそれがある。
さらに「アクセシビリティ」に明らかとなった「CVE-2024-23243」や「Safari」のプライベートブラウジングにおける「CVE-2024-23256」を解消した。
旧端末向けに「同16.7.6」を公開しており、カーネルの脆弱性「CVE-2024-23225」に対応。あわせて「同15.8.2」も公開されているが、CVEベースの脆弱性に対する修正は含まれていないとしている。
(Security NEXT - 2024/03/06 )
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