Atlassian、「Confluence」など複数製品にセキュリティアップデート
Atlassianは現地時間2月20日、同社複数製品に向けて2月のセキュリティアップデートをリリースした。
今回のアップデートでは、「Confluence」をはじめ、「Jira Software」「Jira Service Management」「Assets Discovery」の4製品においてのべ11件の脆弱性に対処した。製品間の重複を除くと、9件の脆弱性が明らかとなっている。
バグ報奨金プログラムをはじめ、侵入テストやサードパーティのライブラリスキャンなどを通じて把握したとしており、重要度はいずれも4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。
「Confluence」では、8件の脆弱性を解消している。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2024-21678」がもっとも高く、「8.5」と評価されている。このほか、CVSS基本値が「7.5」とされる6件、「7.1」とされる1件を修正した。
「Jira Software」「Jira Service Management」「Assets Discovery」においてそれぞれ1件の脆弱性に対応している。
今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2023-2976
CVE-2023-5072
CVE-2023-6378
CVE-2023-6481
CVE-2023-39410
CVE-2023-41835
CVE-2023-46589
CVE-2024-21678
CVE-2024-21682
(Security NEXT - 2024/02/26 )
ツイート
PR
関連記事
「学校給食センター見学試食会」の案内メールで誤送信 - 東大和市
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
「WordPress 4.6」以前へのセキュリティ更新を7月に停止
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市