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テスト用アカウントに不正アクセス、スパム踏み台に - 出水市

同市では不正アクセスを受けたテスト用メールアカウントを削除した。2月22日の時点で第三者による不正送信は停止しているが、不審なメールを受信していた場合は、開かずに削除するよう注意喚起を行っている。

今回の問題を受け、同市では既存のメールアカウントに対して調査を行い、脆弱なパスワードを設定するなど同様の問題が生じていないことを確認した。

今後あらたに開設するメールアカウントにおいて、推測が難しいパスワードを設定することで再発の防止を図る。また1時間あたりのメール送信数について上限を設定するなど、被害の拡大を未然に防ぐための対策も講じていく。

(Security NEXT - 2024/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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