Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

鹿児島農産品の通販サイトで個人情報流出の可能性 - クレカや認証情報も

鹿児島くみあい食品は、農産品を扱う同社通信販売サイト「クミショクファーム」が不正アクセスを受け、個人情報が流出したことを明らかにした。会員情報や届け先情報、認証情報、クレジットカード情報などが被害に遭った可能性がある。

同社によると脆弱性を突く不正アクセスを受け、決済アプリケーションを改ざんされたという。2023年10月17日までに同サイトで登録された会員情報や商品の届け先などデータベース内の個人情報2万2234件が外部に流出した可能性がある。

氏名、住所、IDとして用いるメールアドレスや電話番号、パスワードのほか、任意で入力された性別、誕生日、職業、会社名、届け先の氏名、住所、電話番号などが被害に遭ったおそれがある。

くわえて2021年5月30日から2023年9月13日にかけて同サイトで商品を購入した顧客2061人が利用したクレジットカード情報2114件が流出し、不正に利用された可能性がある。

クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードのほか、同サイトの認証に利用するメールアドレス、電話番号、パスワードなども対象としている。

(Security NEXT - 2024/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加