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2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR

事故の原因を見ると、83社より公表された「ウイルス感染、不正アクセス」が93件にのぼり、事故件数の53.1%と半数以上を占めた。「誤表示、誤送信(24.5%)」「不正持ち出し、盗難(13.7%)」「紛失、誤廃棄(8.5%)」が続く。

媒体としては、「社内システム・サーバ」が125件で71.4%と全体の7割超を占めており、「パソコン」が13.7%、「書類、紙媒体」が11.4%だった。1事故あたりの個人情報の件数を見ても、「社内システム・サーバ」が約47万件ともっとも大きかった。

(Security NEXT - 2024/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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