Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ケーズデンキ通販サイトに不正ログイン - 約300万円の不正注文

今回の不正アクセスでログインの試行を繰り返した痕跡は確認されていない。標的となったアカウントへピンポイントにアクセスし、ログインに成功していたという。

同社は、不正ログインに利用された「ID」や「パスワード」について、同社経由の情報漏洩を否定。同社以外から何らかの方法で入手した情報を用いた不正アクセスであるとの見方を示している。

また同サイトではクレジットカード情報を保持しておらず、不正ログインにともなうクレジットカード情報の流出なども発生しておらず、顧客における直接的な金銭被害なども確認されていない。

同社では、不正利用されたアカウントを停止。対象となる顧客と連絡を取り、登録情報やパスワードの変更を依頼している。

1月15日に警察へ相談しており、日本情報システム・ユーザー協会、個人情報保護委員会に対しても翌16日に報告した。あわせて同サイトにおいて不正アクセスへの監視を行っている。

(Security NEXT - 2024/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス