ケーズデンキ通販サイトに不正ログイン - 約300万円の不正注文
今回の不正アクセスでログインの試行を繰り返した痕跡は確認されていない。標的となったアカウントへピンポイントにアクセスし、ログインに成功していたという。
同社は、不正ログインに利用された「ID」や「パスワード」について、同社経由の情報漏洩を否定。同社以外から何らかの方法で入手した情報を用いた不正アクセスであるとの見方を示している。
また同サイトではクレジットカード情報を保持しておらず、不正ログインにともなうクレジットカード情報の流出なども発生しておらず、顧客における直接的な金銭被害なども確認されていない。
同社では、不正利用されたアカウントを停止。対象となる顧客と連絡を取り、登録情報やパスワードの変更を依頼している。
1月15日に警察へ相談しており、日本情報システム・ユーザー協会、個人情報保護委員会に対しても翌16日に報告した。あわせて同サイトにおいて不正アクセスへの監視を行っている。
(Security NEXT - 2024/01/19 )
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