Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報のアクセス権限を設定ミス、子会社から閲覧可能 - 東邦ガス

東邦ガスは、本来閲覧できない同社顧客情報を子会社の東邦ガスネットワークより参照できる状態だったことを明らかにした。

同社によれば、12月4日に子会社へ出向中の同社従業員が、本来アクセスできないはずの顧客情報にアクセスできることに気づき、判明したもの。

対象となるのは、顧客の氏名や住所など含む電気契約情報60万1471件。顧客情報を取り扱う部署において、アクセス権限の設定変更を忘れたことが原因としている。顧客情報の不正利用などは確認されていない。

同社では、アクセス権限を修正。個人情報保護委員会への報告を行った。

(Security NEXT - 2023/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム感染でサーバ障害、調査や復旧実施 - YAC子会社
病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市
医療者向け会員サービスで個人情報が閲覧可能に - 権限設定ミス
NASがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 順大
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
市営住宅入居者の個人情報含むディスクを紛失 - 京都市