Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VMwareのAndroid端末管理製品に脆弱性 - アップデートを提供

業務で使用するAndroid端末においてアプリの起動画面を一元管理できる「VMware Workspace ONE Launcher」に脆弱性が明らかになった。セキュリティアップデートが提供されている。

VMwareによれば、外部からの報告により、同製品に権限昇格の脆弱性「CVE-2023-34064」が明らかとなったもの。悪用されると設定をバイパスして機密情報の漏洩につながるおそれがある。

脆弱性を悪用するには物理的にアクセスする必要があり、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.3」、重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とした。

同社は、同脆弱性を修正した「同23.11」を提供しており、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施