「WordPress 6.4.2」が公開に - 脆弱性の修正を実施
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、現地時間12月6日に最新版となる「同6.4.2」をリリースした。
開発チームでは、今回のリリースをメンテナンスおよびセキュリティリリースと位置づけている。コア部分に明らかとなったバグ7件を修正したほか、セキュリティに関する1件の修正も含まれる。
今回修正された脆弱性は、コアにおいて直接悪用できないものの、一部プラグインを利用する環境においてリモートよりコードを実行されるおそれがある。特にマルチサイトで利用している場合に影響が大きいとしている。
12月11日の時点でアップデートのリリースは「同6.4」系統のみで、他系統へのリリースはなかった。開発チームは利用者に対して早急に更新を行うよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/12/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み