Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

キャプティブポータルを提供する「OpenNDS」に複数の深刻な脆弱性

あわせてNULLポインタ参照の脆弱性「CVE-2023-38313」「CVE-2023-38314」「CVE-2023-38315」「CVE-2023-38320」「CVE-2023-38322」を解消している。

米国立標準技術研究所(NIST)では、これら脆弱性を現地時間11月17日に脆弱性データベース「NVD」に追加。さらに情報を更新し、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアなどを示した。

「CVE-2023-41101」「CVE-2023-38316」については、CVSS基本値を「9.8」と評価。重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

「CVE-2023-41102」「CVE-2023-38313」「CVE-2023-38315」「CVE-2023-38320」「CVE-2023-38322」についてはCVSS基本値を「7.5」とし、重要度を2番目に高い「高(High)」とした。

また開発チームでは、現地時間11月22日に最新版となる「同10.2.0」をリリース。機能の追加や修正などを行っている。

(Security NEXT - 2023/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Fortinetの「FortiOS」に複数脆弱性 - 重要度は「中」
中学校生徒の個人情報含む修学旅行のしおりを紛失 - 仙台市
子育て支援センターの登録者カードが所在不明 - 新潟市
案内メール誤送信で会員のメアド流出 - 生活クラブ生協
「MS Edge」がゼロデイ脆弱性を解消 - 前版ベースに急遽対応
「Dropbox Sign」の侵害、登録セキスペ向け演習の受講者にも影響
外部アプリより利用する「OpenSSL」の一部関数にDoS脆弱性
ゲームイベントサイトに攻撃、出展者の掲載画像が消失
アンティーク雑貨通販サイトに不正アクセス - ジョイフル本田
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も