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「Junos OS」や「SysAid」の脆弱性攻撃に警戒を - 米当局が対応呼びかけ

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、現地時間11月13日に「Junos OS」や「SysAid」の脆弱性が悪用されているとして対策を講じるよう呼びかけている。

「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へJuniper Networksの「Junos OS」に関連する脆弱性5件、SysAidのITサービス管理ツールに関する脆弱性1件を追加したもの。

実際に悪用されており、一定期間内に対応するよう米行政機関に求めるとともに、これら製品の利用者に対して広く注意を呼びかけた。

「Junos OS」に関連する脆弱性は、8月以降「SRXシリーズ」「EXシリーズ」の「J-Webコンポーネント」に明らかとなった脆弱性。

「CVE-2023-36844」「CVE-2023-36845」「CVE-2023-36846」「CVE-2023-36847」の4件については、現地時間8月17日に定例外でセキュリティアドバイザリが公開されている。同社は現地時間9月5日に「CVE-2023-36851」を同アドバイザリに追加。同月26日にはエクスプロイトコードが公開されたことを明らかにしていた。

(Security NEXT - 2023/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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