Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

イベント申込者の個人情報が閲覧可能に、設定ミスで - 三重県

三重県は、イベントの委託事業者が作成した参加申し込みフォームにおいて設定に問題があり、申込者に関する個人情報が閲覧できる状態となっていたことを明らかにした。

同県によれば、同県で実施を予定していたYouTuberのトークイベントにおいて、業務委託先であるジェイアール東海エージェンシーが参加申し込みフォームを設置したが、設定ミスがあり、他申込者に関する氏名や連絡用電話番号を閲覧できる状態になっていたもの。

10月27日15時ごろ、イベント出演者がInstagramでイベントについて投稿し、申込先のリンクをストーリーズで公開。約2時間40分後にイベント申込者から連絡があり問題が判明した。

同日同県より指示を受けた委託先では、同ページを非公開とする設定に変更した。非公開にした時点で66人から申込が行われていたという。関係者に対して委託先より謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2023/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加