「NetScaler ADC」などに複数の脆弱性 - アップデートで修正
Citrixは、「NetScaler ADC(旧Citrix ADC)」および「NetScaler Gateway(旧Citrix Gateway)」のセキュリティアップデートをリリースした。
現地時間10月10日にセキュリティアドバイザリを公開し、機密情報が漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2023-4966」や、サービス拒否が生じる脆弱性「CVE-2023-4967」を明らかにしたもの。
いずれも「VPN仮想サーバ」や「ICA」「RDP」のプロキシなど、ゲートウェイとして利用している場合や、認証や認可などを行う仮想サーバとして構成している場合に影響を受ける。ただし、同社が提供するクラウドサービスなどについては脆弱性の影響を受けない。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、「CVE-2023-4966」が「9.4」、「CVE-2023-4967」が「8.2」と評価されている。
同社では脆弱性を修正したアップデートをリリース。利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/10/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
看護師が患者資料を本に挟んで持ち帰り - 本売却から発覚
ドメイン名紛争テーマにシンポジウム - 紛争事例や対処法と今後の課題
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性
リモートアクセス用認証キー紛失、外部アクセス確認されず - デ協
ベトナム子会社でランサム被害、製造出荷に影響なし - 大日精化工業
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
