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「Argo CD」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートで修正

Kubernetes向けのCDツール「Argo CD」において、機密情報が漏洩するおそれがある脆弱性が明らかとなった。

クラスターのシークレット情報が漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2023-40029」が明らかとなったもの。

同脆弱性のCVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.9」と評価、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

また「tar.gz」ファイルの処理にサービス拒否の脆弱性「CVE-2023-40584」があわせて明らかとなった。CVSS基本値は「6.5」、重要度は「中(Moderate)」。

開発チームでは、「同2.8.3」「同2.7.14」「同2.6.15」にてこれら脆弱性を修正。あわせて回避策をアナウンスしている。

(Security NEXT - 2023/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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