Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

部活動体験申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 埼玉県立高

埼玉県は、県立高校において、部活動体験の申込者の個人情報が、申込フォーム上でほかの申込者から閲覧できる状態になっていたことを明らかにした。

同県によれば、同校で部活動体験の参加申し込みを受け付けていたが、申込フォーム上で中学生67人に関する氏名、電話番号、生年月日、在籍中学校などの個人情報が他申込者から閲覧できる状態になっていたもの。

申し込みは6月15日から受け付けていたが、8月8日に申し込みをした中学生の保護者から学校に指摘があり問題が判明した。

同校の職員が、Googleフォームで部活動体験の参加申込フォームを作成したが、「結果の概要を表示する」機能を誤って有効してしまったという。

8月8日に個人情報を閲覧できないようにフォームの設定を修正した。翌9日に対象となる生徒と保護者に対し、報告と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2023/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数