日本人形通販サイトが不正アクセス被害 - クレカ不正利用も
日本人形を扱う「東玉オンラインショップ」において、顧客の個人情報やクレジットカード情報が外部に流出した可能性があることがわかった。
同サイトを運営する東玉によれば、同サイトに対して外部よりシステムの脆弱性を突く不正アクセスが行われたもので、決済アプリケーションが改ざんされるなど被害が発生した。
外部より侵害された影響で、3月16日までに同サイトで会員登録を行った顧客265人や、商品を購入した顧客1007人に関する氏名や住所、電話番号、メールアドレス、任意で入力した項目、届け先として指定された顧客187人の氏名、住所、電話番号など、個人情報1244件が外部に流出した可能性がある。登録会員については、暗号化されたパスワードも含まれる。
また2023年3月1日から2023年3月14日にかけて、同サイトで30人が決済のため利用したクレジットカード情報38件を窃取され、不正に使用された可能性がある。クレジットカードの名義、番号、有効期限のほか、セキュリティコードが対象だという。
同社では、3月17日にクレジットカード情報が漏洩した可能性があることを検知し、クレジットカードによる決済を停止。外部事業者による調査を進めていた。
(Security NEXT - 2023/07/26 )
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