WordPress向けユーザー登録プラグインに深刻な脆弱性
WPEverestが提供するWordPress向けプラグイン「User Registration」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。
同プラグインは、コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」において、独自のユーザー登録フォームやログイン画面などを設置できるプラグイン。
登録者以上の権限を持つ場合に任意のファイルをアップロードできる脆弱性「CVE-2023-3342」が明らかとなったもの。脆弱性を悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。
「同3.0.2」及び以前のバージョンが影響を受ける。CVE番号を採番したDefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.9」、重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
6月29日にリリースされた「同3.0.2」において部分的な修正が行われ、7月4日に公開された「同3.0.2.1」にて完全に修正されたという。脆弱性の発見者より、詳細が公開されている。
(Security NEXT - 2023/07/19 )
ツイート
PR
関連記事
研究者向けサイトに不正アクセス、非公開ページに書込 - 日本リウマチ学会
JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
アスクル、ウェブ経由の注文を再開
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「セキュキャンコネクト」開催 - 分野を超えた専門性を備えた人材を育成
公共用地境界確定に関連する公文書が所在不明 - 和歌山県
メアド不備で5カ月にわたり個人情報を誤送信 - スポーツクラブNAS
「ローチケ」装うフィッシング攻撃 - 当選通知など偽装
