「Cloudflare WARP」のWindowsクライアントに脆弱性
インターネットへのVPN接続サービスを提供する「Cloudflare WARP」のWindows向けクライアントに脆弱性が明らかとなった。
端末において445番ポートが開放されており、攻撃者が認証情報を把握している場合などにクライアントプログラムへリモートよりアクセスが可能となる脆弱性「CVE-2023-1862」が明らかとなったもの。
端末における同アプリの接続や切断の変更を行ったり、ネットワークの診断情報やアプリケーション構成などの情報を取得することが可能となる。
Cloudflareでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.3」、重要度を「高(High)」とレーティングした。
4月5日にリリースした「同2023.3.381.0」にて脆弱性を修正済みとしており、同バージョン以降へ更新するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/06/28 )
ツイート
PR
関連記事
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
