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「Cloudflare WARP」のWindowsクライアントに脆弱性

インターネットへのVPN接続サービスを提供する「Cloudflare WARP」のWindows向けクライアントに脆弱性が明らかとなった。

端末において445番ポートが開放されており、攻撃者が認証情報を把握している場合などにクライアントプログラムへリモートよりアクセスが可能となる脆弱性「CVE-2023-1862」が明らかとなったもの。

端末における同アプリの接続や切断の変更を行ったり、ネットワークの診断情報やアプリケーション構成などの情報を取得することが可能となる。

Cloudflareでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.3」、重要度を「高(High)」とレーティングした。

4月5日にリリースした「同2023.3.381.0」にて脆弱性を修正済みとしており、同バージョン以降へ更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/06/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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