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動画配信申込者の個人情報が閲覧可能に、設定ミスで - ふくい女性財団

「きらめきフェスティバル2023」の記念講演に関する動画配信で、申込者の個人情報が流出したことがわかった。

イベントの事務局を務めるふくい女性財団によれば、イベントの記念講演に関する動画配信の申し込みにGoogleフォームを使用したが、設定ミスがあり6月1日17時以降、申込者の氏名、電話番号が別の申込者より閲覧できる状態となっていたもの。また性別、居住市町村、年代などの統計情報も表示された。

設定において「結果の概要を表示する」機能を有効化していたため、申込者が回答後に他申込者の回答を参照できる状態だった。同月24日13時ごろ、申込者から指摘があり問題が判明。同機能を無効化した。

期間中、23人分の個人情報が閲覧された可能性がある。同財団では、対象となる申込者に電話とメールで謝罪している。

(Security NEXT - 2023/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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