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「Node.js」にセキュリティアップデート - 外部プログラムの更新も反映

「Node.js」の開発チームは、現地時間6月20日に複数の脆弱性を解消するセキュリティアップデートをリリースした。

バージョンによって対象となる脆弱性は異なるが、あわせて10件の脆弱性に対処したもの。「同20.3.1」では、重要度が2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性3件。さらに「中(Medium)」とされる7件を解消した。

「同18.16.1」「同16.20.1」については、「高」とされる1件、および「中」とされる4件を修正している。

くわえてこれらバージョンでは、3月以降に「OpenSSL」において修正された脆弱性4件や、5月22日にアップデートがリリースされた「c-ares」の脆弱性4件についても修正している。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-30581
CVE-2023-30582
CVE-2023-30583
CVE-2023-30584
CVE-2023-30585
CVE-2023-30586
CVE-2023-30587
CVE-2023-30588
CVE-2023-30589
CVE-2023-30590

(Security NEXT - 2023/06/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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