Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

チーム向けパスワード管理ツール「TeamPass」に脆弱性

パスワードをチームメンバー間で共有し、共同で管理できるオープンソースのパスワード管理ツール「TeamPass」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

ユーザープロフィールのフォームに「格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2023-3086」が明らかとなったもの。

CVE番号を採番した脆弱性報告サイトのhuntrでは共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.0」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

開発チームでは、「同3.0.9」にて同脆弱性に対応。ソースリポジトリにてパッチを公開している。

(Security NEXT - 2023/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開