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「エムアイカード」装うフィッシングの報告が増加

三越伊勢丹グループのクレジットカードである「エムアイカード」を装ったフィッシング攻撃の報告が増えているとして、フィッシング対策協議会は注意喚起を行なった。

フィッシングメールは、「重要なお知らせ」「お支払い金額確定のご案内」「本人確認のお知らせ」などさまざまな件名を用いて送信されており、確認されたケースだけでも14種類にのぼっている。

メールの本文では、本人確認やクレジットカードの利用が本人によるものか必要であるなどと説明。確認しなかった場合は、クレジットカードの利用を制限するなどと不安を煽り、本文に記載したリンクより偽サイトへ誘導していた。

誘導先として6件のURLが確認されており、クレジットカード情報のほか、ログインIDやパスワードなどを入力させようとしていた。

6月1日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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