Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アクセス制御ツール「Pomerium」に脆弱性 - アップデートを

IDやコンテキストベースでアクセス制御が行えるプロクシツール「Pomerium」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。

細工したリクエストによって誤った認可が行われるおそれがある脆弱性「CVE-2023-33189」が明らかとなったもの。

GitHubにおいて共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、最高値である「10.0」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発グループは、同脆弱性を修正した「同0.22.2」「同0.21.4」「同0.20.1」「同0.19.2」「同0.18.1」「同0.17.4」を提供しており、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施