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園児情報を誤送信、メディアに匿名で情報提供 - 糸満市

沖縄県糸満市は、一部園児に関するデータを市内の保育施設にメールで送信する際、誤って異なる施設に送信するミスがあったことを明らかにした。

同市によれば、同市保育こども園課において、新型コロナウイルス感染症対策特例において2022年度3月分の減免内容に関するデータをメールで送信する際、本来の送信先とは異なる施設へ送信するミスがあったもの。同月27日に同市に対して一部メディアより匿名による情報提供を受けたとする連絡があり、問題が発覚した。

2023年3月に特定の保育施設に通う一部園児が対象で、園児の氏名、年齢、生年月日、性別のほか、保護者の氏名、住所、月額保育料、自粛日数、減免額、減免後月額保育料などが含まれる。

連絡を受けた同日、同市では誤送信先となった保育施設に問題のデータを削除するよう依頼した。また対象となる園児の保護者に電話で経緯を報告し、謝罪している。

(Security NEXT - 2023/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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