Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

パケット分析ツール「tcpdump」にアップデート - 脆弱性を解消

パケット分析ツール「tcpdump」の開発チームは、脆弱性を修正したセキュリティアップデートをリリースした。

「同4.99.3」および以前のバージョンにおいて域外メモリに書き込みを行う「CVE-2023-1801」が明らかとなり、修正したもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.5」、重要度は「中(Medium)」とレーティングされている。

開発チームでは、そのほかマイナーな修正などをも行なった「同4.99.4」を4月7日にリリース。あわせて「libpcap 1.10.4」を提供している。

(Security NEXT - 2023/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因