Ciscoのネットワーク設計プラットフォームに認証回避の脆弱性
ネットワークモデルの設計やシミュレーション、テストなどを実施できるプラットフォーム「Cisco Modeling Lab」において、認証のバイパスが可能となる脆弱性が明らかとなった。
「同Enterprise」や「同for Education」の外部向け認証機能に脆弱性「CVE-2023-20154」が明らかとなったもの。「同Personal」「同Personal Plus」は影響を受けない。
LDAP認証を設定しており、関連する外部認証サーバに有効なユーザー資格情報を有する場合に悪用が可能で、リモートより認証をバイパスして管理者権限でウェブ管理ページへアクセスされるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.1」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。顧客向けサポートの過程で発見したもので、脆弱性の悪用や公開などは確認されていない。
同社では脆弱性を修正した「同2.5.1」をリリース。脆弱性の影響を受ける「同2.3」以降の利用者に対してアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/04/21 )
ツイート
PR
関連記事
教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市
県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
子育て事務センターで請求書を紛失、受領するも未処理 - 堺市
熊本県農業サイトへのサイバー攻撃、詳細調査でDB侵害が判明
外部からサイバー攻撃、一部業務で遅延も - システムエグゼ
複数サーバでランサム被害、ECサイト運営などに影響 - はるやまHD
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県