「Apache Linkis」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
アプリケーションとデータエンジンを接続し、オーケストレーションやガバナンスなどの機能を提供するミドルウェア「Apache Linkis」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。
「JDBC EngineConnモジュール」や「DatasourceManagerモジュール」に信頼できないデータをデシリアライズする脆弱性「CVE-2023-29215」「CVE-2023-29216」が判明したもの。
脆弱性を悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。開発チームは、いずれも脆弱性の重要度を、上から2番目に高い「重要(Important)」としている。
米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをともに「9.8」と評価。重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
開発チームでは、4月3日にリリースした「同1.3.2」にて機能強化やバグの修正などとともに、これら脆弱性を修正している。
(Security NEXT - 2023/04/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
福島原発事故の追加賠償に関する請求書を誤送付 - 東電
講座受講者宛のメールで「CC」送信 - 八代市
個人情報含む手帳を紛失、3月にも - 室蘭総合病院
「Apache Tomcat」に脆弱性 - 過去の修正が不完全で
LINE公式アカウントで非公開のクーポンが表示される不具合
Zyxel製機器の脆弱性、積極的な悪用も - あらたな脆弱性も判明
WP向け人気プラグイン「Jetpack」に深刻な脆弱性 - 早急に更新を
チャリティランナー宛のメールで誤送信 - 国際協力NGO
読者の提供情報を記者が家族に漏洩 - 神奈川新聞
「エムアイカード」装うフィッシングの報告が増加