Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバ管理ツール「Froxlor」に脆弱性 - アップデートが公開

ウェブベースのサーバ管理ツール「Froxlor」にリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性が判明した。アップデートが提供されている。

ファイルのインポート機能において、細工したファイルによって画像以外のファイルをアップロードでき、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2023-2034」が明らかとなったもの。

バグバウンティサイト「huntr」を通じて開発者へ報告された。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.1」、重要度はもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同脆弱性については「同2.0.14」にて修正された。概念実証(PoC)など詳細も公開されているため注意が必要。

(Security NEXT - 2023/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サーバがランサム被害、請求書発行などが停止 - 宮崎電子機器
VoIP電話「Cisco IP Phone」に複数の脆弱性 - アップデートが公開
国内で「Mirai」とは異なるボットネットの動きが加速
先週注目された記事(2024年4月28日〜2024年5月4日)
軽量プロクシ「Tinyproxy」に脆弱性 - 報告者と開発者に溝
「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
小学校で個別書類あると気づかず身体測定結果を誤配布 - 名古屋市
個人情報含むファイルを県内自治体に誤送信 - 静岡県
廃棄物運搬事業者への事務連絡メールで誤送信 - 横須賀市
Dropboxの電子署名サービスに不正アクセス - 顧客情報が流出