地銀装うフィッシング攻撃に注意 - 振込や振替を制限などと不安煽る
地方銀行のオンラインバンキング利用者を狙ったフィッシング攻撃が報告されている。ほかの地銀においても同様の攻撃が発生する可能性があり注意が必要だ。
広島銀行の利用者を狙った手口では、「お取引制限について」などとメールを送信。不正アクセスの可能性があると判断し、「振込振替」サービスを制限したなどとし、解除のためなどと称してフィッシングサイトへアクセスするよう促す。
攻撃者は、同行の略称を理解していないためか、「ひろぎん銀行」などと繰り返し記載していた。
また「十八親和銀行」を名乗る手口では、手続きをしないとキャッシュカードによるATM振り込みができなくなるなどと説明。偽サイトへ誘導する。
フィッシング対策協議会では、類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/03/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
SMFGなど4社、合弁会社「SMBCサイバーフロント」設立
「Apache Ignite」にRCE脆弱性 – アップデートで修正
委託先がマルウェア感染、コード管理サービスから情報流出 - アイリッジ
サーバでランサム被害、情報流出を調査 - ニチノー緑化
サポートツール「SimpleHelp」の脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
SAP、2月のセキュリティアドバイザリ21件を公開 - 複数脆弱性に対処
「PAN-OS」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年2月9日〜2025年2月15日)
NEC製「Atermシリーズ」に複数の脆弱性 - アップデートを
道の駅がサポート詐欺被害 - 異変気づき電源切るも遠隔操作の痕跡