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「Microsoft Edge 110.0.1587.56」がリリース - 深刻な脆弱性に対処

マイクロソフトは、複数の脆弱性を解消したブラウザの最新版「Microsoft Edge 110.0.1587.56」をリリースした。

「Chromium 110.0.5481.177」がリリースされたことを受け、同バージョンをベースにアップデートを実施したもの。

重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2023-0941」に対処したほか、重要度が2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性6件や「中(Medium)」とされる1件に対応している。

「Microsoft Edge」独自の修正はなかった。今回のアップデートにて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-0927
CVE-2023-0928
CVE-2023-0929
CVE-2023-0930
CVE-2023-0931
CVE-2023-0932
CVE-2023-0933
CVE-2023-0941

(Security NEXT - 2023/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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