「Microsoft Edge」にアップデート - 独自に脆弱性2件を修正
マイクロソフトは、現地時間2月9日に「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。
「Chromium」においてアップデートとなる「同110.0.5481.78」がリリースされたことを受け、同バージョンをベースとした「同110.0.1587.41」をリリースしたもの。「Chromium」における修正にくわえて、独自に2件の脆弱性を解消した。
「CVE-2023-23374」は、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性。4段階ある重要度では、上から3番目にあたる「警告」としており、共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを「8.3」とした。
「CVE-2023-21794」は「なりすまし」の脆弱性。重要度はもっとも低い「注意」、CVSS基本値は「4.3」と評価している。
なお、同社は各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる米時間2月14日に、月例セキュリティ更新プログラムをリリースした。Microsoft Edge以外の製品に対してアップデートを展開しており、ゼロデイ脆弱性などへも対応している。
(Security NEXT - 2023/02/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み
Interop Tokyo 2025が開催中 - 恒例企画「ShowNet」が人気
「Interop Tokyo 2025」が6月開催 - テーマ「社会に浸透するAIとインターネット」
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意