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オープンソースの仮想スイッチ「Open vSwitch」に複数脆弱性

オープンソースのマルチレイヤー対応仮想スイッチソフトウェア「Open vSwitch」に2件の脆弱性が明らかとなった。

域外メモリを読み込むおそれがある「CVE-2022-4337」や、インテグラアンダーフローの脆弱性「CVE-2022-4338」が明らかとなったもの。細工されたLLDPパケットを処理するとサービス拒否やデータアンダーフローが生じるおそれがある。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはいずれも「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発チームでは、2022年12月20日に脆弱性に対処した「同3.0.3」「同2.17.5」「同2.16.6」「同2.15.7」「同2.14.8」「同2.13.10」をリリースしており、利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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