「PHP」にセキュリティアップデート - 脆弱性を修正
PHPの開発チームは、最新版となる「PHP 8.2.1」「同8.1.14」「同8.0.27」をリリースした。
今回のアップデートでは、「SQLite」への接続に用いる「PDO_SQLITE」の脆弱性「CVE-2022-31631」を修正した。
整数オーバーフローにより、引用符が欠けた状態で文字列を返すおそれがある。RedHatでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアを「5.9」、重要度を「中(Medium)」と評価している。
同脆弱性にくわえて「同8.2.1」「同8.1.14」では複数のバグ修正などを行っている。
開発チームは、いずれもセキュリティリリースと位置づけており、「PHP 8.2」「同8.1」「同8.0」の利用者に対してアップデートを推奨している。
(Security NEXT - 2023/01/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意