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Windows経由でIoT機器に感染広げるボットネット - 標的は「Minecraft」

同社は、クラッキングツールがマルウェアの感染源となるおそれがあるとして、組織内部で利用されていないか確認するようあらためて注意を喚起。マルウェア対策やネットワークにおける異常なアクセスの検知など、セキュリティ対策を呼びかけている。

また今回のケースでは、Windowsよりマルウェアが駆除されても、管理が甘いIoT機器に拡散したマルウェアがそのまま残存し、ボットネットとして活動し続けるおそれがあると問題を指摘。

IoTデバイスにおいて、最新のファームウェアやパッチを適用し、初期設定のパスワードをより堅牢なものへ変更する、SSH接続など外部からのアクセスについても制限をかけるなど、セキュリティ対策を徹底するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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