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交付前のマイナンバーカード2件が所在不明に - 四條畷市

大阪府四條畷市は、庁舎内で保管していた交付前のマイナンバーカード2枚が所在不明となっていることを明らかにした。

同市によれば、12月15日、市民課執務室内で保管していた交付前のマイナンバーカード2件の所在がわからないという。マイナンバーカードには、マイナンバー、氏名、住所、生年月日、性別、顔写真が記載されている。

住民2人がマイナンバーカードの受け取りに来た際、保管するすべてのマイナンバーカードを確認したが、見あたらなかった。紛失と判断し、同月17日に警察へ紛失を届けている。

11月24日の時点で存在が確認されており、カードに組み込まれているICチップが正常に動作するか確認する交付前設定を行った後、専用のプラスチックケースに格納。地区別に分類して鍵付きのロッカーに保管していた。

同市では、不要となった小箱を廃棄する際や、地区別に分類する段階で誤って廃棄した可能性が高いとしている。同市では対象となる住民に経緯を説明して謝罪。マイナンバーカード再発行の手続きを行っている。

(Security NEXT - 2022/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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