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委託先がメール誤送信、返信でさらに拡大 - 大阪市

大阪市は、同市や業務委託先より個人情報含むメールを第三者へ誤って送信するミスがあったことを明らかにした。

同市によれば、11月30日16時ごろ、スポーツイベント魅力発信業務の委託先より、同市職員へ個人情報を含むファイルを添付してメールを送信したところ、誤って第三者へ送信するミスが発生した。問題のファイルには、地域スポーツ関係団体担当者14人の氏名、住所、電話番号、ファックス番号が含まれる。

さらに同日17時ごろ、同市職員より受託事業者から送られたメールに対し、地域スポーツ関係団体担当者30人に関する氏名、電話番号、メールアドレスなど別の個人情報を含むファイルを添付して返信したことから、再度第三者へメールが送信された。

送信直後に誤送信先より指摘があり、問題が発覚。同市が委託先に確認したところ、最初の誤送信発生後に誤送信先より指摘を受けていたが、同市へ報告を行っていなかった。

委託先では同日、誤送信先に対して謝罪するとともに誤送信したメールの削除を依頼。同市においても翌12月1日に誤送信先へ謝罪のメールを送信した。個人情報が流出した関係者には、同市と委託先より経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2022/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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