「LibTIFF」に脆弱性、悪用コードが公開済み - パッチの適用を
TIFF形式のイメージに対する処理機能を提供するライブラリ「LibTIFF」に深刻な脆弱性が明らかとなり、パッチがリリースされた。すでにエクスプロイトについても公開されている。
整数オーバーフローが生じるおそれがある脆弱性「CVE-2022-3970」が明らかとなったもの、リモートよりコードを実行されるおそれがある。すでにエクスプロイトが公開されている。
CVE番号を採番した脆弱性データベース「VulDB」は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアを「6.3」、重要度を「中(Medium)」としている。
一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」ではCVSS基本値を「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価した。
ソースリポジトリよりパッチが提供されており、アップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2022/11/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
工事委託先が資料紛失、帰社途中に気づく - 東京都
IoT向けDB「Apache IoTDB」に脆弱性 - 4月の更新で修正済み
Adobe13製品にアップデート - クリティカル脆弱性を修正
ランサム攻撃でオンライン受注システムに障害 - トーモク
エコ企業定期券サイトが侵害、残存開発ツール経由か - 西鉄
Apple、「iOS/iPadOS 18.5」で30件以上の脆弱性へ対応
米当局、「Windows」や「Fortinet」の脆弱性悪用に注意喚起
SonicWall「SMA1000」にSSRF脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」にセキュリティアップデート - ゼロデイ脆弱性含む4件を修正
ビデオ会議アプリのZoom、月例セキュリティアドバイザリを公開