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「LibTIFF」に脆弱性、悪用コードが公開済み - パッチの適用を

TIFF形式のイメージに対する処理機能を提供するライブラリ「LibTIFF」に深刻な脆弱性が明らかとなり、パッチがリリースされた。すでにエクスプロイトについても公開されている。

整数オーバーフローが生じるおそれがある脆弱性「CVE-2022-3970」が明らかとなったもの、リモートよりコードを実行されるおそれがある。すでにエクスプロイトが公開されている。

CVE番号を採番した脆弱性データベース「VulDB」は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において同脆弱性のベーススコアを「6.3」、重要度を「中(Medium)」としている。

一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」ではCVSS基本値を「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価した。

ソースリポジトリよりパッチが提供されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2022/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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