Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

FortinetのSIEM製品にローカル環境より悪用可能な脆弱性

FortinetのSIEMソリューション「FortiSIEM」に認証不備の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

同製品において、パスワードが平文でハードコードされている脆弱性「CVE-2022-26119」が判明したもの。ローカル環境よりコマンドラインインタフェースでGlassFishサーバへアクセスし、操作が可能になるという。

同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において、ベーススコアを「7.8」、重要度を「高(High)」とレーティングしている。

同社では同脆弱性について「同6.5.0」にて修正済みとしており、同バージョン以降へ更新するよう利用者に呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/11/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Qlik Sense Enterprise」の脆弱性が標的に - ランサム攻撃でも
Google、ブラウザ最新版「Chrome 120」を公開 - 脆弱性を解消
「Apache Struts」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性に対応
Windows向けのバイナリエディタ「Frhed」に脆弱性
米当局、悪用リストから脆弱性1件を除外 - PoC機能せず、CVEは廃番
WordPress用フォーム作成プラグインに脆弱性 - 早急に更新を
「Adobe ColdFusion」の脆弱性、米行政機関で2件の侵害被害
Unitronics製の産業制御機器、予測容易な初期パスワードに注意
Atlassianの複数製品に脆弱性 - 重要度は「クリティカル」
米当局、Qualcomm製チップやApple製品の脆弱性狙う攻撃に注意喚起