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分散型データベース「TiDB」に脆弱性 - パッチが公開

PingCAPが開発するオープンソースの分散型データベース「TiDB」に脆弱性が明らかとなった。

外部より制御可能な書式文字列を使用している脆弱性「CVE-2022-3023」が明らかとなったもの。

同脆弱性のCVE番号を採番した脆弱性報告サイト「huntr」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを「4.2」、重要度を「中(Medium)」と評価した。

一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、CVSSv3.1基本値を「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

GitHubのリポジトリにおいてパッチが公開されており、「同6.4.0」「同6.1.3」にて修正が実施される予定。

(Security NEXT - 2022/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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