Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MongoDB」向けの「BSONパーサー」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開

「Node.js」環境で利用できるオープンソースのバックエンド「Parse Server」において提供されている「MongoDB」向けの「BSONパーサー」に脆弱性が明らかとなった。

「BSONパーサー」にプロトタイプ汚染攻撃を受けるおそれがある脆弱性「CVE-2022-39396」が明らかとなったもの。悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがあるという。

CVE番号を採番したGitHubによる共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

データベースアダプタにおいてプロトタイプ汚染を防ぐよう修正を行った「同5.3.1」「同4.10.18」が提供されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2022/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス