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会員管理システムにサイバー攻撃、情報流出の可能性 - 日本栄養士連盟

日本栄養士連盟の会員管理システムがサイバー攻撃を受け、登録会員の個人情報が外部に流出した可能性があることがわかった。

同連盟によれば、5月10日に会員管理システムに対して不正アクセスが行われたもの。10月11日に外部から通報があり発覚した。

攻撃者は、会員管理システムの管理者IDを用いてデータを持ち出しており、同システムに登録された会員の氏名、住所、電話番号、生年月日、会員番号、一部勤務先とメールアドレスなどが流出した可能性がある。

同連盟は10月13日に警察へ届け、10月17日に個人情報保護委員会に報告を行った。経緯など詳細については捜査などへ支障が出る可能性があるとして明らかにしていない。同連盟では関係者に対して不審な郵便物や電話に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/12/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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