Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Chrome、前回リリースから3日で再度アップデート - 3件のセキュリティ修正

Googleは、Windows、macOS、Linux向けに「Chrome 106.0.5249.91」を現地時間9月30日にリリースした。前回リリースからわずか3日でアップデートの再投入となった。

同社は、現地時間同月27日にメジャーアップデートとしてWindows向けに「同106.0.5249.62」「同106.0.5249.61」、macOSおよびLinux向けに「同106.0.5249.61」をリリースしたが、わずか3日であらたなアップデートの公開となった。

セキュリティに関する3件の修正を行っており、CVEベースで2件の脆弱性に対処している。具体的には、9月21日に報告されたJavaScriptエンジンである「V8」において域外メモリに書き込みが行われる「CVE-2022-3373」や、翌22日に報告された「Use After Free」の脆弱性「CVE-2022-3370」に対処した。

同社は、脆弱性の重要度をいずれも4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティング。数日から数週間をかけてアップデートを展開していく。

(Security NEXT - 2022/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

看護師が患者資料を本に挟んで持ち帰り - 本売却から発覚
ドメイン名紛争テーマにシンポジウム - 紛争事例や対処法と今後の課題
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性
リモートアクセス用認証キー紛失、外部アクセス確認されず - デ協
ベトナム子会社でランサム被害、製造出荷に影響なし - 大日精化工業
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も