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Zohoのアクセス管理製品にあらたな脆弱性 - 6月判明の脆弱性はすでに攻撃対象

Zohoの「Password Manager Pro」「PAM360」「Access Manager Plus」に関しては、過去に公表された既知の脆弱性が攻撃の対象となっている。

具体的には、6月下旬に修正された脆弱性「CVE-2022-35405」の悪用が確認済みだ。米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、9月22日に「CVE-2022-35405」を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に追加している。

同リストは、米連邦政府や行政機関に対して脆弱性の対策を講じるよう義務付けたものだが、リストへ追加された脆弱性はこれら機関に限らず、広く悪用されている可能性がある。

今回修正された「CVE-2022-40300」に関して、悪用されたとの情報は確認されていないが、今後標的となるおそれもあり、利用者は早急な対処が求められる。

(Security NEXT - 2022/10/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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