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「GnuTLS」に脆弱性 - アップデートがリリース

「GnuTLS」の開発チームは、「GnuTLS 3.7.7」をリリースした。脆弱性の修正も含まれる。

「同3.7.6」から「同3.6.0」までのバージョンにおいて、証明書の検証処理にメモリを二重に開放する「ダブルフリー」の脆弱性が存在することが判明し、対処したもの。

開発チームは脆弱性の重要度を「中(Medium)」とレーティング。Red Hatでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3」におけるベーススコアを「7.5」と評価している。

開発チームでは、7月28日にバグ修正や機能強化など実施した「GnuTLS 3.7.7」をリリースし、あわせて同脆弱性を修正。同バージョン以降へアップデートするよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/08/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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