Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

インシデント関連データの可視化ツールをGitHubで公開 - WithSecure

WithSecure(旧F-Secure)は、オープンソースのデータ可視化ツール「Detectree」をGitHubで公開した。

20220726_ws_001.jpg
「Detectree」のユーザーインタフェース(画像:WithSecure)

同ツールは、ログデータを構造化し、疑わしいアクティビティや関連するプロセス、宛先となるネットワーク、ファイル、レジストリーキーなどの関係性について可視化を図るツール。

JavaScriptライブラリの「force-graph」を活用し、JavaScriptフレームワークの「Svelte」を用いて開発したもので、インシデント対応チームの負荷を軽減し、レスポンスタイムの短縮などを支援することを目的に開発した。

従来テキスト情報より疑わしい動きについて手作業で紐付けていたものを、同ツールが相関関係などを可視化。直感的に状況を把握したり、情報を共有することが可能となるとしている。

(Security NEXT - 2022/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
修学旅行中に教諭が生徒名簿を紛失 - 長岡市の中学校
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「サイバーセキュリティお助け隊サービス」に新サービス類型
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
複数端末がマルウェア感染、情報流出の可能性 - 富士通
「クレジットカード・セキュリティガイドライン5.0版」が公開
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
日東製網、四半期決算を延期 - ランサムウェア被害の影響で
2024年春季の登録セキスペ応募者、前年から13.3%増