「Firefox」や「Thunderbird」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Mozilla Foundationは、深刻な脆弱性に対処したブラウザ「Firefox」やメーラー「Thunderbird」のアップデートをリリースした。
「JavaScript」の処理において、「プロトタイプ汚染」が可能となる脆弱性「CVE-2022-1529」「CVE-2022-1802」が明らかとなったもの。
脆弱性を悪用されると高い権限でスクリプトを実行されるおそれがある。重要度は、いずれも4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
開発チームでは、PC向けにこれら脆弱性へ対処した「Firefox 100.0.2」をはじめ、拡張サポート版である「Firefox ESR 91.9.1」、メーラーの「Thunderbird 91.9.1」を公開。
Firefoxに関しては、Android版にも影響があり、「Firefox for Android 100.3.0」にて修正が行われた。
(Security NEXT - 2022/05/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応